今、この瞬間を精一杯生きていますか?

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zoom RSS 言葉では伝えられない・伝わらないその先のこと

<<   作成日時 : 2018/09/12 09:39   >>

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 相互に受け入れる気持ちを持った者同士が、互いの言葉を以て、そのままのありのままの透明な自分を出し切って、受容し合い、共感し尽くしたところまでの話し合い、もしくは、カウンセリングすらなされることなく多くの人の人生が終わっていきます。欲や怒りや愚痴である煩悩の話ならいくらでもできますが、それは取りとめも栓もなく一時の満足をもたらす夢物語であったことをその終焉で人間は思い知らされます。

毎日が多忙で、次から次へとこなさなければならない仕事や時間に追われる現代社会の中で、誰かと真摯に関わり合い、胸の内を洗いざらい打ち明けることもないまま、何のためにどこに向かって生きているのか分からないまま臨終を迎えます。自宅あるいは病院の寝床の上で、はじめて人はその人生を振り返ることになります。事故死や突然死でなく、不治の病を患い病床にある時になって、やっと人は自分の人生と向き合い、自分がしたことを振り返り、次に自分はどうなっていくのかに心がかかりはじめます。

そうなったときに、どんなに言葉ではわかり合えていたと感じていた誰も一緒に死んでくれる訳でもなく、蓄えた財産や知識は何も間に合わず、自分この先どうなるのだろうかという自身の「存在そのもの」の悩みに直面するのです。それまで悩みは生きるために「何を持つ」かの問題であり、「存在そのもの」の悩みは陰に隠れている人がほとんどです。「何を持つか」の自他の競争に精力を傾け、それに終始します。ただ、生きること、今のルーティンワークをこなすことしか考えにないので、何のために生きて、死んだらどうなるのかなどは考えず、見ないようにします。そのつけが臨終に突然やってきて、多くの人は狼狽え慌てます。

そんなとき、身近な親しい誰かやカウンセラーなどが話を聞いてくれようとします。今まで時間がなく話を聞いてもらえなかったので、「何を持つ」かを必死になってきた人生を振り返り、話をします。話を十分に受け入れてもらったとき、自分が本当にしたかった話は「存在そのもの」の話であったことにきがつきます。友人・知人や宗教家ではないカウンセラーは、死を目の前にした人たちの「存在そのもの」の話ができる専門家ではありません。「存在そのもの」への悩み、不安は言葉にならない、言葉を超えた真理もしくは宗教的な領域であるので、その専門家にゆだねるしかありません。

しかしながら、十分に「何を持つ」か必死に生きたことを誰かに話し終えてからでないと、「存在そのもの」の悩みに行きつかないこともあります。それゆえ、話を聞いてくれる近しい人やカウンセラーの存在の存在価値があるのです。「何を持つ」かだけを聞いてもらっただけで満足する人もあります。それはそれで構いませんが、その先の言葉も及ばない分野は専門家の仕事です。それにきづくまでの十分な話し合い、分かち合いを家族や友人、もしくはカウンセラーは担うことになります。仏教で真実に至るまでのものを方便と言いますが、そのような役割であり、これはこれで大切なことであり、ここを通らないと「存在そのもの」の悩みがあることを知り、それを解決するところには到達できないのです。

臨終のその最期にいきなり「存在そのもの」の悩みは、突如姿を現しますが、そうなる前に、平生元気な時に、その悩みを真理との邂逅を果たすことでできます。臨終はそれができる最後のチャンスですが、そこまで延ばすことは、悩みを取り去ることができない内に命が終る可能性のあるとても危険な賭けのようなものです。

どうか一日も早く、「何かを持つ」悩みから「存在そのもの」の悩みにシフトし、その悩みをスッカリ晴らして、残りの人生を送られることを念じて止みません。
感謝していること
 「存在そのもの」の悩みは、真理との出合うことで、全てをゆだねられたときに、驚くほど速く見事に跡形もなく消えます。臨終までに間にあったことに感謝します。

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